2018-05-16 第196回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
すなわち、サウジアラビアは、それでなくてもポスト石油時代を狙った社会経済投資をしようとしている。そして、国家財政のためには、当然ながら、石油を売り続けなければ、それもできれば高値で。けれども、一方で、今言った中東情勢の不安定化、対イランへの対抗上、軍事費への投入を余儀なくさせられている。
すなわち、サウジアラビアは、それでなくてもポスト石油時代を狙った社会経済投資をしようとしている。そして、国家財政のためには、当然ながら、石油を売り続けなければ、それもできれば高値で。けれども、一方で、今言った中東情勢の不安定化、対イランへの対抗上、軍事費への投入を余儀なくさせられている。
さらに、わが国石油輸入の大部分を依存している中近東産油諸国は、自国の資源である石油を自国のために利用することを第一義的に考え、ポスト石油時代におけるそれぞれの国の自立と産業体制確立のためテクノロジーの導入を最重視しております。